2018年3月22日木曜日

MUSUBUサンフランシスコ展


昨年9月にうらわ美術館で開催されたMUSUBU交流展がサンフランシスコで開催されます。
うらわ展を見て新たに制作した作家もいるので、新作も見られます。
期間中サンフランシスコに行かれる機会がございましたらぜひご覧ください。
会場であるAmerican Bookbinders Museumは、製本の道具や機械の展示もあるそうなのでそれらを見るのも楽しみです。


MUSUBU: Book Art Tokyo-California
201847519

Musubu is a Japanese word that means: to tie, to connect, or to
be bound by friendship. The exhibit intends to create binding
ties between San Francisco Bay Area book artists and members of
the Tokyo Bookbinding Club.

American Bookbinders Museum
355 Clementina Street
San Francisco, CA 94103


2018年1月30日火曜日

京都の展覧会「保存と修理の文化史」


講座の前に短時間で観てきたのですが、京都文化博物館ではいろいろな展示がありました。
『保存と修理の文化史』展では古くは12世紀から現代に伝えられた巻子や文書などとともに、それらを残してきた人々の歩みの一旦を見ることができます。
同じ会場の3階では京都の新鋭作家の選抜展、5階ギャラリーでは京都美術文化賞受賞記念展も開かれていました。

保存と修理の文化史
2018年1月5日(金)~3月4日(日)
月曜休館(祝日の場合は開館、翌日休館)
10:00~19:30(入室は19:00まで)
入場料:一般500円
会場:京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」

京都府新鋭選抜展2018 – Kyoto Art for Tomorrow -  24日まで




2017年9月11日月曜日

Les pages bien gardées展


Les pages bien gardées展
2017922-1022
Cloitre de LA PSALETTE, Cathedrale de Tours
 7 Rue de la Psalette, 37000 Tours,France

the Cloitre de la Psalette in the Saint Gatien Cathedral in Tours.

「本文に接着剤を使わない、ページの折り直しやバッキングを行なわない、裁断や小口処理を行わない」というルールのもとに制作されたルリユール作品展です。
近藤氏と藤井が出品しています。
私はMichel  BUTOR著『Dialogue avec 33 variations de Ludwig von Beethoven sur une valse de Diabelli』をルリユールしました。写真左は日本語版。




2017年9月7日木曜日

MUSUBU展

うらわ美術館で開催される展覧会に近藤氏と藤井が出品、デモンストレーションも担当いたします。
どうぞご覧ください。

コレクション交流展
MUSUBU 本とアート:東京-カリフォルニア-うらわ
2017年9月12日(火)-9月24日(日)
10:00-17:00 土日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
9月19日(火)休館 ギャラリーA  観覧料 無料

様々な本の造形活動を重ねる東京製本倶楽部、伝統製本に一石を投じるカリフォルニアの造本家たち、そして「本をめぐるアート」を収集方針の一つに掲げ、ユニークな本をコレクションするうらわ美術館、この3者をむすぶ多義的な要素を見つけようとする交流展です。

■講演
「Book Arts in the San Francisco Bay Area(サンフランシスコ・ベイエリアのブックアート様々)
講師: Jody Alexander
9月12日(火)15:00-16:30
通訳付、自由参加、先着40名

■MUSUBU製本工房
出品作家による製本のデモンストレーションと「Musubu本」作り。

9月17日(日)14:00-16:00
講師:中沢尚子(保存ケース作り) 藤井敬子(「Musubu本」作り)

9月23日(土)14:00-16:00
講師:近藤理恵(綴じのいろいろ) 藤井敬子(「Musubu本」作り)

各日自由参加、先着40名

主催 うらわ美術館、東京製本倶楽部、CA・MUSUBU
うらわ美術館
さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3F
TEL 048-827-3215
http://www.city.saitama.jp/urawa-art-museum/

2017年5月20日土曜日

インタビュー記事と紙装本の修復報告



『帝国データバンク史料館だより Muse』Vol.29
岡本氏のインタビュー記事が掲載されています。
帝国データバンクのWEBマガジンページよりご覧いただけます。



ALPINI, MEDICINA AEGYPTIORUM 

近藤氏が担当した本の修復記録をHPに掲載いたしました。
18世紀のペーストペーパー表紙の仮綴じ本現状の製本形態、部品もできるだけ残して修復、補強して保存ケースを制作。
掲載をご快諾くださいましたご依頼主に感謝申し上げます。



2017年3月6日月曜日

『お噺の卵』 の修復


武井武雄著『お噺の卵』の背表紙復元をご依頼されました。
ご依頼主のご意向が「本文・表紙等は現状のまま手を加えず、あくまで綴じ直しと背の再生のみ」ということなので、綴じを解体し綴じ直しをして、新規の背を作り表紙張りすることを主作業としています。
失われていた背タイトルは活字ではなくデザインされたものだったので、依頼主が図書館でコピーされた完本の背タイトルを元に新たに金型を作製、箔押しを外注しています。金型作製のための原稿制作を藤井が担当しています。
(修復 : 安藤喜久代)

記録の公開をご許可いただいたご依頼主に感謝いたします。
最近の修復記録は本の修復工房ウェブサイトに掲載していますのでどうぞご覧ください。

2016年11月17日木曜日

仮綴じ本の製本



1920年発行の仮綴じ本。
修復前は背表紙の欠損と本文紙、表紙の経年劣化やしわがある状態。
ご依頼主のご希望で仮綴じのままではなく、丸背クロス装に製本します。


主な作業委内容は、ドライクリーニング、表紙および本文ページの補修。 
本文紙を揃え直して三方断ちし、表紙、裏表紙を本文に組み込れ、麻フィセルの支持体に麻糸で綴じます。

開閉がよくなるように幅広クータをつけ、麻クロス装のくるみ製本の仕様で製本。
元の表紙の部分を撮影してタイトルを作成、貼りこんで完成です。



修復・製本 藤井敬子

ウェブへの掲載をご許可くださいましたご依頼主に感謝いたします。