2015年10月19日月曜日

18日の工房



18日の本の修復工房の様子です。
初日から修復作業をされていた背が壊れていた仮綴じ本は、完成間近です。
19世紀から時間を超えて残されてきた本の命もこれらの手当でまたのびていきます。



ドイツで出版されたインゼル文庫の表紙はどれも素敵です。
この古書は図書館のものだったので、シールが貼られていたのを外してすっきりさせました。
トム・ソーヤの本は角の傷みを修理しています。




2015年10月18日日曜日

2種類の糸かがり


安藤氏が漢和辞典の修理でリンクステッチで外れた折丁をかがりました。


藤井は「Uncle Tom's Cabin」の綴じ直しで、テープを支持体にした綴じをしました。
支持体のテープもかがり糸も素材は麻です。


お直し市場での「本の修復工房」は明日19:00まで開催いたします。
みなさまのご来場をお待ちしております。


2015年10月17日土曜日

楽譜の修理


16日の工房は安藤氏の担当。まずは糊作りからです。
糊の使い方はそれぞれ場所や用途によって変えていきますが、主にでんぷん糊を使用しています。これからフルート演奏のために使われた楽譜の修理をします。

2015年10月14日水曜日

修理のいろいろ




13日の会場では、背表紙の天地の擦れを直す作業、ノートの綴じあわせの作業を近藤氏が実演。
今日はその続きをするそうです。
本が壊れやすい部位は、表紙と背表紙の接続部分や背表紙の天地、表紙の角などが多いです。





私はロンドンで出版された「トムソーヤの冒険」の本文折丁の背に、短冊状に切った和紙を貼って補強する作業をしていました。

2015年10月12日月曜日

お直し市場



「お直し市場」の本の修復工房がオープンいたしました!
写真は岡本氏が背表紙が壊れた仮綴じ本の修理作業を始めたところです。





2015年10月11日日曜日

レフィコリブロ


いよいよ明日から「お直し市場」にデビューいたします。

会期中は修復・製本に使う道具類の展示と本の修理のデモンストレーションを随時行う予定です。
「背表紙が欠けた本の修理」「仮綴じ本の修理」「本文の補修」「糸綴じ」
楽譜の直し」漢和辞典の解体」等々 担当によって日々内容が変わります。

本の修復や製本がどんな仕事なのか、ほんのちょっとお見せできると思います。
道具類や修復例のファイルもありますのでどうぞお気軽にご覧下さい。

また、修理や製本のご相談、ご依頼も受け付けています。
ウェブサイトにメンバーの手掛けてきた修復例をいくつか掲載いたしました。
壊れた本にお困りのみなさま、どうぞ参照ください。 http://reficolibros.jimdo.com


みなさまのご来場をお待ちしております