ご依頼主のご意向が「本文・表紙等は現状のまま手を加えず、あくまで綴じ直しと背の再生のみ」ということなので、綴じを解体し綴じ直しをして、新規の背を作り表紙張りすることを主作業としています。
失われていた背タイトルは活字ではなくデザインされたものだったので、依頼主が図書館でコピーされた完本の背タイトルを元に新たに金型を作製、箔押しを外注しています。金型作製のための原稿制作を藤井が担当しています。
(修復 : 安藤喜久代)
記録の公開をご許可いただいたご依頼主に感謝いたします。
最近の修復記録は本の修復工房ウェブサイトに掲載していますのでどうぞご覧ください。
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